ALIENS VS PREDATOR
2004年10月29日 視嬲女性だけが搭乗している宇宙船にエイリアン=淫獣が侵入。閉ざされた空間の中で淫獣が欲望のままに暴れ回り、死の恐怖と快感に顔を歪ませる女性乗員に、淫らでおぞましい触手をからみ付け犯しまくる(「DVD NAVIGATOR」データベースより抜粋)
↑いや、これは「淫獣エイリアン」とかいうOVAの解説です。
見たこと無いけどどうにもバカっぽいよな。
BY THE WAY.
アメリカではもう封切られてるんだけど
日本では今冬封切りみたいですね
「ALIENS VS PREDATOR」略してAVP。
20世紀キツネを代表するSFクリーチャーズなヤツらが
夢の対決を繰広げる映画です。
ノリがアレだよね
「必殺仕事人 VS 暴れん坊将軍」みたいな。
……ちょっと違うか、テヘ☆
そもそもは「プレデター2」のラストシーンに
エイリアンの頭骨が出てきたことに端を発するのがこの騒動。
アイツらは戦ったことがあるのだ!
ってな妄想を掻き立てるのに十分な演出だったわけ。
ほんの出来心から始まったことが
コミック化されちゃうわ
過去4度もゲーム化されちゃうわ(うち1つはCAPCOM発)
挙句の果てに、映画「バイオハザード」監督の
ポール・W・S・アンダーソンのハートにまで火を付けて
今回めでたく、その対決の場を銀幕に戻して
ヤツらが縦横無尽に暴れまくる(地球人の迷惑も顧みず)
ってなわけですわ。
正直、こういうノリで作られた映画大好きです。
実のところ誘惑に負けて
日本語字幕無しの本編をもう見ちゃったわけなんだけど
(音声が英語なんでストーリーの6割くらい把握できてないけど)
しっかりファンの喜ぶツボを押さえた映画になってて
まずは納得でございます。
ていうか、ファン以外は置き去り?
みたいな展開も無きにしもあらずだったけど
それはこの際考えません。
きっと制作サイドもそこまで考えてないだろうし
(だってターゲット層を絞った映画作りを最初からしてるだろうし)
きっとこれに便乗して他作品にまで手を伸ばす人もいるだろうし
何はともあれ有名すぎる2作品のクリーチャーたちの夢の競演ですから
それだけで注目集めるだろうし
たまにはハリウッド的お祭り騒ぎにうかれてみるのもイイんじゃねぇ?
みたいな、そんなノリで観るのがいいんでしょう。
(観る気がある人は、の話)
きっと俺は懲りずに何度も観返して
あまつさえ劇場にも足を運ぶことになるでしょうよ。
しかし、プレデターにエイリアンが寄生したら、や(以下略)
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ゾンビ 米国劇場公開版
2004年10月10日 視嬲ロメロの描くゾンビは大量消費文化が抱える暗部の象徴的存在だと思うのだが
今年公開されたこれのリメイク「Dawn Of The Dead」は
その消費の傾向が致命的にまで加速していることを物語っているのだと思った。
情報伝達の速度に煽られ消費が過度に促進されていく時代。
何かと浅ましい俺らは既にゾンビなのかもしれない。
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第二次大戦の末期
日本軍占領下にある中国のとある村に起こったドタバタ狂乱劇。
「関わるもの全てを致死的な因果関係に絡めとる約束」
というものが発端になり
だんだんと壊れていく人たちの人間模様
その中で芽生える奇妙な絆
それさえも容易く飛び越え
唐突に全てをぶち壊してしまう狂気。
それでいて深刻に話が進行するわけでもなく
どこかしらコミカルに映るのは
ホントにこの映画が狂ってるからかもしれない。
拉致されてきた日本兵役として香川照之氏が出演してるんだけれども
この人ってこんなに濃い味出す俳優だったんだ…
なんて印象を新たにさせられた。
率先して他人に勧めたりしたくなるような映画じゃないけど
こそっと観て衝撃を受けてもらいたいような
そんな映画でした。
うあー
情景が何度もフラッシュバックしやがる…。
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おしまいのおはなしをきかせて
2004年8月28日 視嬲なーんかねー
年経た今プレイしてみても
じんわり楽しいねぇ。
シナリオも、カンタンな言葉で語られるからこそ
想像力がかきたてられるというか
これで説得力を持たせてしまうという力技も多少あるだろうけど
色んな才能が色んな方向に頭ひねらせた結果
でき上がったって感じがしていいねぇ。正に黎明期って感じ。
オマケ要素の新ダンジョン・シナリオは、ホントにオマケって感じだ…。
プレステでもワンダースワンでも語られてきたストーリーなんだから
GBAに移植するにあたり、も少しひねってほしかったと思ったんだけど
そこまで言うのは贅沢というものなんでしょうか?
しかし最近のPCは便利だよねぇ。
エミュレータ仕込んだらゲーム機の代わりにだってなっちまうんだから。
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病で臥せっている俺のために
妹が何故このDVDをレンタルしてきてくれたのかが謎。
ていうか登場人物皆に共通して言えること
「短絡的過ぎ」
そのくせ物事はやたらしんみり進むし
えびはCGでぐりぐり動いて人をバッタバッタと殴り倒すし
知らん間に登場人物各人、自分の居場所見つけてるし
ああ、こういう筋の通し方もあるってことか(謎)
ってそれが言いたかったのか妹よ?!
「いや、単に
えびがボクサーになる
ってエキセントリックなシチュエーションが
今の兄ちゃんに激しくしっくりくるかな、と思って」
お前みたいな妹を持って
兄ちゃんとっても幸せです(号泣)
同時にレンタルしてきてくれたDVD
ティム・バートンの「猿の惑星」
何故だ、妹よ…。
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母体とか子宮って意味もあるんだなと今日知った→matrix
物語って作者がそこにどんな意味を埋め込んでいようとも
最終的には受け手がそこから自分なりに
何らかの意味を汲み取ってナンボのものなんだろうなと。
あー、これは俺が何らかの物語に向かう際のスタンスです。
これが絶対的に正しい向き合い方ってわけでは無いし
このスタンスを取ることによって著しくミスリードすることも出てくると思う。
「自分がそこから何を得られるか」とゆー
ちょっと利己的すぎる視点かもしんないことを先に断っておく。
さておき、
この映画って
個人の能動的な選択
というものを中心付近に据えて語られてきた節があるように俺は感じる。
選択することで生じる次の展開
その展開が突き付ける新たな選択
「始まりがあるものには全て終わりがある」
というあの言い回しは
そんな文脈で捉えると結構はっきりした意味としても捉えられるんじゃなかろうか。
その言葉が指すのは単なる term ってわけじゃないけど
選択を喚起した原因と
選択がもたらした結果
という一区間なんじゃないかと。
だからこの物語は
全ての人々に投げかけられた物語なんじゃなかろうかと。
一番最後のシーンでアーキテクチャーがオラクルに言った台詞
[全ての人を否応無しに(matrixから)解放するわけじゃなく
事実を見せた上で各々の選択に委ねる]
という意図がそこに見えたような気がした。
自らの選択の幅を意識せよ、と
そして
その中から能動的に選択せよ、と
選択を迫られる原因というのは時として否応無く突き付けられるものでもある
そんな現実の中で貴方はどんな選択をしていくのか
貴方はどう生きるのか
そんな問題提起としてあの物語を捉えることもできんじゃねーかな
と考えている俺@疲れ気味27歳。
ちうかよ
あんだけの技術力持ってるならよ
人間を発電に利用せずともよ
暗雲取っ払って太陽光発電するくらいのよ
設備作れたんじゃねぇのかよ、どうなんだマシンシティよ?
とか突っ込みも入れたくなる今日この頃ですが
それはまた別のハナシとゆーことで。
バカンスで避暑地にやってきたブルジョワ風ドイツ人家族が
理不尽な犯罪に巻き込まれていく様を描いた作品。
映画って結局、どこに視点据えて観るかによって
全然受ける印象が変わってくるよな。
どっちかというと俺は
家族を恐怖のズンドコに陥れる2人の男の痩せてる方
(パウルというヤツ)
に何故か惹かれるようなヤツなので
きっと映画で描かれているのと同じような
理不尽な衝動や狡猾な悪意を
自分の内のどこかに秘めているんだと思ったりもする。
物事っていくら汗水流して積み重ねたところで
ちょっとした不可抗力、しかも全く予期しないもののせいで
一瞬にしてもろくも崩れ去るもんで
しかもそういう不可抗力を引き起こす衝動ってのは
人間の内にも秘められているものであって
それがより洗練されて組織立ってくると
大きくは国家間戦争などにも発展するのだろうなと
要はその根っこの部分にスポットを当てた作品だろうと
俺は観たわけです。
愛だのコミュニケーションだの歩みよりだの
それすらあざ笑い無下にする力を持っているのも人間であると。
そういったものが誰の内にもある
というわけじゃないかもしれないけど
それを意識したところで災厄から逃れられるわけではないけど
ゆめゆめ注意を怠るなかれと。
あんたの隣にいる人は大丈夫かと。
人の何を信じるのかと。
人間が一番怖いなんてそんな当たり前なこと言いたいわけじゃないけど
じゃぁ、あんたはこの映画観てどうなんだと
そんな踏絵的に使える映画なんじゃないかなって思った。
だからあんまし俺に近づいちゃダメよ(笑
噛むわよ、ぷちっと。
理不尽な犯罪に巻き込まれていく様を描いた作品。
映画って結局、どこに視点据えて観るかによって
全然受ける印象が変わってくるよな。
どっちかというと俺は
家族を恐怖のズンドコに陥れる2人の男の痩せてる方
(パウルというヤツ)
に何故か惹かれるようなヤツなので
きっと映画で描かれているのと同じような
理不尽な衝動や狡猾な悪意を
自分の内のどこかに秘めているんだと思ったりもする。
物事っていくら汗水流して積み重ねたところで
ちょっとした不可抗力、しかも全く予期しないもののせいで
一瞬にしてもろくも崩れ去るもんで
しかもそういう不可抗力を引き起こす衝動ってのは
人間の内にも秘められているものであって
それがより洗練されて組織立ってくると
大きくは国家間戦争などにも発展するのだろうなと
要はその根っこの部分にスポットを当てた作品だろうと
俺は観たわけです。
愛だのコミュニケーションだの歩みよりだの
それすらあざ笑い無下にする力を持っているのも人間であると。
そういったものが誰の内にもある
というわけじゃないかもしれないけど
それを意識したところで災厄から逃れられるわけではないけど
ゆめゆめ注意を怠るなかれと。
あんたの隣にいる人は大丈夫かと。
人の何を信じるのかと。
人間が一番怖いなんてそんな当たり前なこと言いたいわけじゃないけど
じゃぁ、あんたはこの映画観てどうなんだと
そんな踏絵的に使える映画なんじゃないかなって思った。
だからあんまし俺に近づいちゃダメよ(笑
噛むわよ、ぷちっと。
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CG表現技術って日増しに進歩してるのね…。
もっすごい細かくて展開早くて…疲れました観てて。
ていうか、3Dライブアニメっていうんですか
あのキャラクターの描き方。
最初観た時は
なーんかヌラヌラしてるなぁ
って馴染まない感もあったんだけど
よくでけたゲームのムービーシーン観てるんだって考えると
その違和感が消えた。
いや、まぁ、捉え方の問題だろうけど
でもこんな風に考えた人、少なからずいるはずだ。
ストーリーは強引なところが目に付いたけど
(だってあれだけ濃い内容を110分くらいに収めるんだから
仕方ないんだろうけど)
肝心の「APPLESEED」の正体の謎解きのところを
あんな風にショック療法テイストな展開で片付けてしまってもいいのだろうか…?
ストーリーの締め方は、ステキでスた。
やっぱ未来はあんなふうに
生きる意志に満ちた人によって勝ち取られて行くんだろな。
ただのんべんだらりと生きてる人は
人類にとっても地球にとっても邪魔なだけなのかもね?
なーんて考えてしまった…更に深く沈む。
とにかく頭痛ぇ。
次はキューティーハニーが観たくなった。予告がやたらカクィィかった。
もっすごい細かくて展開早くて…疲れました観てて。
ていうか、3Dライブアニメっていうんですか
あのキャラクターの描き方。
最初観た時は
なーんかヌラヌラしてるなぁ
って馴染まない感もあったんだけど
よくでけたゲームのムービーシーン観てるんだって考えると
その違和感が消えた。
いや、まぁ、捉え方の問題だろうけど
でもこんな風に考えた人、少なからずいるはずだ。
ストーリーは強引なところが目に付いたけど
(だってあれだけ濃い内容を110分くらいに収めるんだから
仕方ないんだろうけど)
肝心の「APPLESEED」の正体の謎解きのところを
あんな風にショック療法テイストな展開で片付けてしまってもいいのだろうか…?
ストーリーの締め方は、ステキでスた。
やっぱ未来はあんなふうに
生きる意志に満ちた人によって勝ち取られて行くんだろな。
ただのんべんだらりと生きてる人は
人類にとっても地球にとっても邪魔なだけなのかもね?
なーんて考えてしまった…更に深く沈む。
とにかく頭痛ぇ。
次はキューティーハニーが観たくなった。予告がやたらカクィィかった。
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話題になったときは見過ごして、今更観る。
こんな風にして世界から取り残されて行くんだぞ俺27歳。
さておき。
「脳裏に宿るモノ」がテーマですね(?)この映画。
囚人役と看守役に分かれて刑務所内の様子を再現する実験に参加した
人々の話なんだけど、観返す毎に恐ろしさが染みます。
実験を穏便に終わらせて、報酬をいただきたい看守側。
何かと騒動を起こして話題性を作りたい、囚人側に回った主人公。
主人公は元記者で、潜入ルポの契約を出版社と結んでいるのだ。
そんな主人公を、擬似的に与えられた権力を振りかざして封殺しようと
する看守側。
次第に看守側の行動がエスカレートし…というのが大体の話の筋。
被験者たちは4000マルクという報酬を目指して参加している。
その影で主人公は10000マルクというルポ原稿料も目指している。
主人公という要因がなければこの実験はまた違った様相を見せただろう。
まぁ、そんな「もしもの話」はどうでもいい。
この話の興味深いところは、
刑務所内の治安を維持するために
主人公を仮想敵と想定していく看守側の心の動き。
得られる情報が限られてしまうと、人間は勝手に状況を解釈し始める。
そこに自己の欲求・役割などがミックスされ、時にとんでもない行動を起こす。
これってこのまんま人間社会の縮図として見ることもできるんじゃね?
これ観て更に周りの人間と俺自身が嫌いになっちゃったよ。
ちなみに4000マルクは日本円に直すと大体30万円くらい。
こんな実験に参加するくらいなら治験ボランティアしてる方がまだましだ(私見
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