いきなり腹が痛くなって朝2時ちょいに目が覚める。

やべぇこれは確実に下痢だ早くトイレに駆け込まなければ確実に

         どしゃ漏れ…。

ひいいいい、衛生兵を呼べ

    いやその前にオマルだ、俺にオマル・ハイヤームを!!!!!!(何か違)
 
 
    ル、ルバイヤートォォォォォォォォ…ッ!!!!!!(更に違)
 
 
 
 --------------------------------------------------------
 
 何故おおかみがここまで焦っているのか、その訳を説明しよう。
 
 彼が大学卒業後、実家に戻ってくると
 
 元々彼が使用していた部屋は無残にも彼の妹に占領されていたのだ。
 
 再三の立ち退き要求(最後にはそれは懇願の形を取っていた)すら功を成さず
 
 哀れ彼は
 
 母屋から離れたところにある農具小屋の二階に住まわされることになった。
 
 この小屋にはガス・水道はおろか、もちろんトイレすらなかったのである。
 
 --------------------------------------------------------
 
 
 
 あわてて母屋の勝手口にかけより、戸口の取っ手に手をかけたそのとき
 
 俺はやけに重たいプレッシャーを感じた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
           …鍵が…かかっている…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!
 
 
 
 
 あわてて鍵の隠し場所を探り、もたつく手がようやく鍵を探り当て
 
 慎重に差し込み口に…って暗くてよく見えねぇ
 
 やべぇよ直腸は既に「チャージ完了いつでも撃てます」状態だよ
 
 ぎぃぃぃ、と必死に手先を動かしてるとガチャリとロックが解除される音。
 
 後はあまり覚えてない。
 
 気がついたときには便座に座ってウォームレットの温かみを尻に感じていた。
 
 肛門の括約筋はいい感じで緩んでいた。安堵とはきっとこういう状態のことだ
 
 ズボンの下ろし加減が下痢への勝利を物語っているようで誇らしかった。
 
 やればできるじゃん、俺!!(何)
 
 

 --------------------------------------------------------

 
 
 部屋へ戻る途中
 
 ほっとし過ぎていたのだろうか
 
 小屋の二階へと続く鉄製の階段を軽く踏み外し
 
 左足の脛を強打
 
 
 
  ぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!
 
 
 
 

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索