「ワレ 悶痴力 ニテ 妄想中」
2004年9月30日 痴情今日は世界初の原子力潜水艦が就航した日ですね。
といってもそれは今から遡ること50年
時に1954年のことなんですけどね。
そういう意味でも記念すべき日なんだ、今日は。
米原子力潜水艦「ノーチラス号」就航50周年。
物騒だけど夢のある名前じゃないですか、ベルヌ叔父さん!(何)
「ワレ 原子力 ニテ 航行中」
翌年の一月に大西洋上から発せられたこのメッセージはあまりにも有名。
そんなことはどうでもよくて。
昨日の話で恐縮なんですが
とある会社に仕事の話を聞きに行ったんですよ昨日の朝。
台風による雨風の中、命削りながら。
求人欄に「SOHO希望者募集」と書いてたんですねその会社。
ホームページ制作やプロバイダの取次やってる業者らしく
業務拡張につき外注業者でも募集しちゃおうかな
みたいな展開なんだろうか
と思い
話を聞きに行ったわけです。
仕事受ける先は多いにこしたことないんで。
しかしまぁ。
SOHOというとアレですわ。
その呼称を使ったいんちき商法もまかり通ってる昨今ですから
その可能性もあるな、と思い
ちょっくら用心しとったわけです。
だって、「説明会する」とか言いやがるし。
「履歴書も職務経歴書も要らない」とか言いやがるし。
大型のセミナールームに通されて
パソコン使ったマルチ商法の説明でもされたらどうしよう
とか考えるじゃないすか。
確かにそれも形式的にはSOHOなんだろうけど
俺が聴きてぇのはそういう話じゃねぇ。
てなわけで会社に出向いたんですよ。
そしたらまぁ受付嬢が出迎えてくれるわけですわ。
たいそうイイにおいプンプンさせてやがるねえちゃんで
いや、そんなことはどうでもいいわけだけど。
オフィスもやたら明るくて
80年代のアメリカンPOPSが有線でそよそよ流れてるようなとこで
あからさまに
素人相手の商売してます
みたいな雰囲気がオフィス全体から醸し出されてるんすよ。
んでまぁ、説明会場みたいなところに通されたんですが
な
何、この
パーティーションで仕切られまくりのこの部屋は?!
こりゃアレか、個別の販売ブースか、みたいな。
そこで担当者とやらが来るのを待ってたんですが
出来心で、そこに置いてある説明用のノートパソコンを覗いてみたんすよ。
デスクトップ上にあるフォルダのショートカットを開くとそこには
「Dreamweaver教材」やら「Fireworks教材」やら
何だ、教材販売の話だったのか、テヘ☆
ってオイ、もまいら勘弁してくださいよ、と。
んでまぁいろいろといじくってみたわけなんですが
・社内LANにはパスワード無しでアクセスできるし
・プロバイダの会員情報とか重要ファイル丸見えだし
・明らかにバージョンが古いアプリケーションしか入ってないし
(きっと教材も時代遅れ仕様なんだろう)
俺がUSBフラッシュメモリ持ってたら
どうするつもりだったんだろうここの会社の人たち。
ファイル盗まれちゃうよ?みたいな。
やきもきしてると担当者なる浅黒肌氏が現れた。
ビッチリしたスーツを着た若いにーちゃんである。
こういうときはあわてず主導権をとるのが策だ。
相手が席に着くや否や俺は
「最初に申し上げておきたいんですが
SOHO支援のための教材販売や講習会の営業の話でしたら
お断りさせていただこうと思ってるのですが
そういった話は含まれますでしょうか?」
と切り出してみた。
相手はまるで
×豆が鳩鉄砲
○鳩が豆鉄砲
食らったような顔をして
「いや、まぁ確かにそういった話も含まれますが…」
と、お茶を濁すような反応を示したので
「それならば僕はそういう話を必要としておりませんので
お互いの時間の無駄になるだけでしょうから
今回の話は無かったことにしてください」
と、席を立とうとしたんです。
相手はあわてて
「いや、と言いましても我々は
SOHO活動を欲しておられる方々に
仕事するには資格が必要だとか
加盟料が必要だとか
不当な要求をしている会社では無いんですよ」
と弁解になっていないような弁解をするもんだから
「SOHOというものの捉え方だと思うんですが
僕はそちらが外注業者を探してらっしゃると勘違いして
お話を聴きに来たまでなんです
飽くまで労働力を提供することしか念頭にありませんので
そういった話が無いのであれば
お互いにとって得るものは無いのではありませんか」
と丁重にお断りして完全に席を立たせていただきまスた。
「あと、差し出がましいようですが
パソコンはお客様からは動かせないようにしておいた方がいいんじゃないすか
大事なファイルにも簡単にアクセスできるし
そういうの知ってる人が来たらファイル盗まれちゃいますよ」
と助言を差し上げると
「いや、ここに来られるお客様は
ほとんどそういったことがわからないような人たちばかりなんで…」
なーんて、オイ
あからさまに「素人相手のいんちき商売してます」って
公言してるようなもんじゃねぇかその発言。みたいな。
というわけで俺は土砂降りの中
徒労感に打ちひしがれながら
家路に着いたのでありました。
あー、くそ、勉強になった…。
といってもそれは今から遡ること50年
時に1954年のことなんですけどね。
そういう意味でも記念すべき日なんだ、今日は。
米原子力潜水艦「ノーチラス号」就航50周年。
物騒だけど夢のある名前じゃないですか、ベルヌ叔父さん!(何)
「ワレ 原子力 ニテ 航行中」
翌年の一月に大西洋上から発せられたこのメッセージはあまりにも有名。
そんなことはどうでもよくて。
昨日の話で恐縮なんですが
とある会社に仕事の話を聞きに行ったんですよ昨日の朝。
台風による雨風の中、命削りながら。
求人欄に「SOHO希望者募集」と書いてたんですねその会社。
ホームページ制作やプロバイダの取次やってる業者らしく
業務拡張につき外注業者でも募集しちゃおうかな
みたいな展開なんだろうか
と思い
話を聞きに行ったわけです。
仕事受ける先は多いにこしたことないんで。
しかしまぁ。
SOHOというとアレですわ。
その呼称を使ったいんちき商法もまかり通ってる昨今ですから
その可能性もあるな、と思い
ちょっくら用心しとったわけです。
だって、「説明会する」とか言いやがるし。
「履歴書も職務経歴書も要らない」とか言いやがるし。
大型のセミナールームに通されて
パソコン使ったマルチ商法の説明でもされたらどうしよう
とか考えるじゃないすか。
確かにそれも形式的にはSOHOなんだろうけど
俺が聴きてぇのはそういう話じゃねぇ。
てなわけで会社に出向いたんですよ。
そしたらまぁ受付嬢が出迎えてくれるわけですわ。
たいそうイイにおいプンプンさせてやがるねえちゃんで
いや、そんなことはどうでもいいわけだけど。
オフィスもやたら明るくて
80年代のアメリカンPOPSが有線でそよそよ流れてるようなとこで
あからさまに
素人相手の商売してます
みたいな雰囲気がオフィス全体から醸し出されてるんすよ。
んでまぁ、説明会場みたいなところに通されたんですが
な
何、この
パーティーションで仕切られまくりのこの部屋は?!
こりゃアレか、個別の販売ブースか、みたいな。
そこで担当者とやらが来るのを待ってたんですが
出来心で、そこに置いてある説明用のノートパソコンを覗いてみたんすよ。
デスクトップ上にあるフォルダのショートカットを開くとそこには
「Dreamweaver教材」やら「Fireworks教材」やら
何だ、教材販売の話だったのか、テヘ☆
ってオイ、もまいら勘弁してくださいよ、と。
んでまぁいろいろといじくってみたわけなんですが
・社内LANにはパスワード無しでアクセスできるし
・プロバイダの会員情報とか重要ファイル丸見えだし
・明らかにバージョンが古いアプリケーションしか入ってないし
(きっと教材も時代遅れ仕様なんだろう)
俺がUSBフラッシュメモリ持ってたら
どうするつもりだったんだろうここの会社の人たち。
ファイル盗まれちゃうよ?みたいな。
やきもきしてると担当者なる浅黒肌氏が現れた。
ビッチリしたスーツを着た若いにーちゃんである。
こういうときはあわてず主導権をとるのが策だ。
相手が席に着くや否や俺は
「最初に申し上げておきたいんですが
SOHO支援のための教材販売や講習会の営業の話でしたら
お断りさせていただこうと思ってるのですが
そういった話は含まれますでしょうか?」
と切り出してみた。
相手はまるで
×豆が鳩鉄砲
○鳩が豆鉄砲
食らったような顔をして
「いや、まぁ確かにそういった話も含まれますが…」
と、お茶を濁すような反応を示したので
「それならば僕はそういう話を必要としておりませんので
お互いの時間の無駄になるだけでしょうから
今回の話は無かったことにしてください」
と、席を立とうとしたんです。
相手はあわてて
「いや、と言いましても我々は
SOHO活動を欲しておられる方々に
仕事するには資格が必要だとか
加盟料が必要だとか
不当な要求をしている会社では無いんですよ」
と弁解になっていないような弁解をするもんだから
「SOHOというものの捉え方だと思うんですが
僕はそちらが外注業者を探してらっしゃると勘違いして
お話を聴きに来たまでなんです
飽くまで労働力を提供することしか念頭にありませんので
そういった話が無いのであれば
お互いにとって得るものは無いのではありませんか」
と丁重にお断りして完全に席を立たせていただきまスた。
「あと、差し出がましいようですが
パソコンはお客様からは動かせないようにしておいた方がいいんじゃないすか
大事なファイルにも簡単にアクセスできるし
そういうの知ってる人が来たらファイル盗まれちゃいますよ」
と助言を差し上げると
「いや、ここに来られるお客様は
ほとんどそういったことがわからないような人たちばかりなんで…」
なーんて、オイ
あからさまに「素人相手のいんちき商売してます」って
公言してるようなもんじゃねぇかその発言。みたいな。
というわけで俺は土砂降りの中
徒労感に打ちひしがれながら
家路に着いたのでありました。
あー、くそ、勉強になった…。
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