ほんとうのまじったうそでつくられたせかいのうた

ラララとうたうあの子はきっと
　
じぶんの中のまっすぐな部分だけ
　
見つめていたい女の子
　
そんな彼女のうなじを見つめ
　
おまえは次の手を考える
　
　
「せかいはざんこくなしうちにみちている」
　
おまえが叫んだところで
　
それは皆がもう知ってることです
　
気付かないふりをするわけじゃなく
　
それと向き合うよりも大事なことを
　
それぞれ皆抱えてるのさ
　
　
ラララとうたうあの子はきっと
　
じぶんの中のまっ白な部分だけ
　
見つめていたい女の子
　
そんな彼女のうなじを押さえる
　
おまえの正体を俺は見た
　
　
「せかいはざんこくなしうちにみちている」
　
今更言ったところで
　
知ってるふりにしかなんねぇんだけど
　
小競り合いが起こり始めたら
　
おまえは汚れた拳を掲げ
　
満足げに笑うんだろう
　
　
おまえはしあわせだよ
　
何も知らずに死ねるんだから
　
おまえはしあわせだよ
　
何も知らずに死ねるんだから
　
　
ラララと歌いまくれ
　
何も知らずにいるやつのために
　
ラララと歌いまくれ
　
何も知らずにいるやつのために