海猿

2004年5月17日 知嬲
食べて交わると子ができる ゆえに餃子!!
 
  ↑この台詞に出会えたことで
     今までの人生が報われた気がしました(27歳男性)
 
しっかし人間って
 
いつどこで自分の命賭けた選択を迫られるかわかんないもんで。
 
自分の命のみならず
 
他人の命まで賭けた選択を強いられる場面に
 
頻繁に遭遇する仕事があるということ自体
 
改めて知ると実に驚きで。
 
そういうのって安易な文脈で語られるべきじゃねーよな。
 
シリアスばかりに落ち込まず
 
人の持つヒューモアもしっかり描き
 
ただ読むものにその仕事に対する「無責任な憧れ」を喚起するのでなく
 
誠実にその仕事が抱え持つ現状にスポットを当てるって
 
生半可じゃできない。
 
マンガはフィクションだから
 
どうしても劇的な展開というのは
 
読み手を飽きさせないためにも必要になってくるし
 
そんなドラマっぽさが
 
「無責任な憧れ」を喚起する要因にもなるんだろうけど
 
その誇張の中からでも真っ直ぐに伝わってくるものを
 
この人のマンガからはひしひしと感じる。
 
「何と向き合うにも生半可じゃねえんだぞ」って感覚が。
 
こういう話の語り部になるにはどうしたらいいんだろう?
 
問題意識だけでは無理だな。
 
 
これは
 
友人から借りて読んだのだけど
 
しっかり手元に置いてじっくり読まなきゃ
 
って久々に思った作品でした。 
 
映画化されるとかそういったミーハー根性じゃなくてね。
 
 
 
でも、映画化とかそういうきっかけで部数が伸びて
 
皆がここから何かを得て
 
それぞれの生活に投影できるものがあれば
 
いいんではないかな、とも思う。
 
現実を様々な角度から見つめ
 
現実と様々な角度で対峙していく。
 
現実をより素晴らしいものに変えるために。
 
↑こう書くとちょっと陳腐かもしれんけど
 
たまにはこういう体育会的なテイストは
 
取り入れなきゃなって思うのさ。
 
ひねた生き方してきた27歳としては。
 
 
 

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索