ドラムスがリーダーを務めてるジャズアルバムなんてあるんだな、
 
              と思って買ってみた一枚。
 
ジャズの演奏にオーケストラコーラスを絡ませた面白い録音なんだけど、
やっぱジャズって 楽 し い よね。
 
演奏者一人一人の図り合いっていうか、誰がどんな風に場をリードする
か?!どんな風にその音を他の者がサポートするか?!あるいは何かふ
っかけるか?!そのバランス感がたまんねぇ…。
 
まー、録音の最初にコード進行やらリズムやら小節数やらを取り決めて
お互いのイメージを伝え合ったりしてるんだろうけど、その断片的な情
報を元にそれぞれがどんな演奏をするかは、その時にならないとわから
ないもんで。
 
しっかしこのアルバム、ぃぃ…。
 
ドラムスのマックス・ローチが楽曲のアレンジとか決めてるんだけど、
本来、ベースと並んで楽曲のバックを固める役割の楽器なのに、しっか
り他の楽器をリードして場を作り上げてんの。
 
その上で縦横無尽に他の楽器が紡ぎ出したメロディが絡まり合う。
 
NBAのバスケの試合見てるみたいに展開がスピーディではらはらする。
 
ばしばし変わるリズムが、プレイヤーの鼓動を伝えているみたいでまた燃える。
 
一人でウェーブとかしてしまいたくなる一枚です。
 
しっかし、マル・ウォルドロンのピアノはエロカッコィィ…。
 
暗い地面を這ってるとかげみたいにこそこそやってるかと思いきや、
 
(さりげなく存在アピールしてるけど、そのさりげなさもまたぃぃ)
 
いきなり鎌首上げて威嚇もするし…。
 
ああ、喉が乾いてきた…ビールもう一本!!!!!
 
 

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