神様が俺に渡してくれたのはBの黒鉛筆一本だけだった。
--これじゃーカラフルに描けないっすよ
「君にゃこんだけしか渡せないんだよ、まだまだ経験浅いからねぇ
これで付けれる色もあるでしょ、よくよく工夫して御覧なさい
他の色は、おいおい渡してあげるから
でも渡せるかどうかは君の航跡次第なんだよ」
そういって神様は俺を
ちょっと灰がかった白色の船に乗せ
見渡す限り白い海に帆を上げさせた。
空も漠然と白くて
光ってんのか曇ってんのかわからん色で
これじゃー真っ暗な夜の闇の方がましだ。
俺はこれから
この世界に色を塗りたくるために
船出をさせられるようだ。
まるで強制スクロールのアクションゲームみたいに
物事が進んでいく。
とりあえず停泊できる島を見つけないとな。
そこでまた考えよう。
--これじゃーカラフルに描けないっすよ
「君にゃこんだけしか渡せないんだよ、まだまだ経験浅いからねぇ
これで付けれる色もあるでしょ、よくよく工夫して御覧なさい
他の色は、おいおい渡してあげるから
でも渡せるかどうかは君の航跡次第なんだよ」
そういって神様は俺を
ちょっと灰がかった白色の船に乗せ
見渡す限り白い海に帆を上げさせた。
空も漠然と白くて
光ってんのか曇ってんのかわからん色で
これじゃー真っ暗な夜の闇の方がましだ。
俺はこれから
この世界に色を塗りたくるために
船出をさせられるようだ。
まるで強制スクロールのアクションゲームみたいに
物事が進んでいく。
とりあえず停泊できる島を見つけないとな。
そこでまた考えよう。
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