あいつはいつも
 
暇を見つけては
 
ふうせんをふくらませていた
 
手のひらにおさまるくらいの
 
ちいさなゴムふうせんだ
 
 --------------------------------------------------------
 
来る日も来る日も
 
こつこつとふうせんに
 
息を吹き込みつづけていた

ゴムふうせんは
 
もうかなりの大きさに

ふくらんでいた
 
 --------------------------------------------------------
 
誰かがやめろといっても
 
あいつはけっして
 
ふうせんをふくらませることを
 
やめはしなかった
 
じかんをみつけては

更にこつこつと
 
ふうせんをふくらませつづけた

 --------------------------------------------------------

あいつはとうとう
 
自分のふくらませたふうせんで

空に浮かび上がった

 --------------------------------------------------------

気持ちよさそうに
 
空を漂っているあいつに

「ねえ、どうしてそんなことが
 
 できたんだい?」

と聴いてみた

 --------------------------------------------------------

「きみのその手にもっているのは
 
 いったい何だい?」
 
あいつは僕の手のひらを指さした
 
僕の手には
 
たしかにひとつのふうせんがあった
 
 --------------------------------------------------------

「人は誰だって
 
 はじめからふうせんを持ってるんだ
 
 だけど
 
 日々あらわれるがらくたを片付けるのに
 
 気を取られすぎるあまり
 
 ふうせんのことなんて
 
 すっかり忘れてしまうもんなんだ」

 --------------------------------------------------------

「おれは空を飛びたかったからね
 
 来る日も来る日も
 
 誰かにばかにされようとも
 
 ふうせんだけは手放さなかった
 
 まぁそういうことさ」
 
 --------------------------------------------------------
 
話し終わったあいつの顔は
 
とてもほこらしげで
 
きっとそのまま
 
たいようになれるんじゃないか
 
そうおもえるくらい

まぶしかった
 
 --------------------------------------------------------

それいらい僕は
 
暇を見つけては
 
こつこつとふうせんを
 
ふくらませつづけている
 
 --------------------------------------------------------
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ヘアドレッサー

2004年4月23日 綴織
「人と関係を結ぶということは、
  
     ひときれの布を織り上げていくのと一緒」
 
そういいながらあなたは僕の髪にはさみを入れていく。
 
シャキ、シャキ、という歯切れの良い音を立てながら、
 
僕の髪が舞い落ちていく。
 
「布、ですか?どんな布?化学繊維でもいいわけですか?」
 
合点がいかない風な僕と鏡越しに目を合わせ、
 
               あなたはこう付け加える。
 
「まぁ、手織りの方が近いかもしれないわね
 
  布ってほら、
 
   色んな糸が交互に織り合わさって一つになってるわけじゃない
 
      糸のバリエーションで様様な模様もつけられたり…
 
 人との関係もそうなんだよ
 
   一つの布を織り上げるのとさほど変わりはないのよ」
 
 判ったような判らないような顔してる僕を置き去りにするように、
 
            髪の毛は短く切り揃えられていく。
 
「これでいいかな?さっぱりしたでしょ」
 
 後ろ髪を見るための手鏡を僕に渡しながら、あなたは窓の外を見遣る。
 
 窓の外は晴れ空がどこまでも広がっていた。
 
  すっきりした前髪から覗く空は、まるで透明度の高い湖のようだ。

    また一つ、糸が織り込まれたのを感じた。
 
 
 
 
 
 

信じる

2004年4月22日 脳内
信じるということを真っ直ぐに考えたことがあまり無かった。

信じるということで何が起こるのだろう。
 
信じるということは何かを与えることなのだろうか。
 
信じるということから何をもらえるのだろうか。
 
信じるということと期待することはどう分けられるのだろう。
 
信じるということを他の言葉で表現できるのだろうか。
 
信じるということの本当の感触を俺はまだ知らないのかもしれない。
 
信じるということを俺は見つけられるんだろうか。
 
信じるということを俺は誰かにしてもらえるんだろうか。
 
 --------------------------------------------------------
 
言葉遊びなどは本当はどうでもよく、
 
俺は本当に信じるということの感触を得た試しが無いのかもしれない。
 
あるいは気付いていないだけなのかもしれない。
 
俺は気付くのが人よりも遅い性質なので、
 
いや、正確に言うと、
 
「それが何であるのか」の確証を得られないと何も受け入れられない、
 
ということかもしれんが、
 
いずれにせよその感触が何なのか、
 
わからない限りは先に進めない。
 
信じるということがどういうことなのか、
 
今まで生きてくる中で多くの嘘をばら撒いてきた俺には、
 
一生かかっても判らないことなのかもしれない。
 
まだまだ海は遥か遠くに感じられる。
 

がりごり

2004年4月21日 日常
ごりばきばきごり。
 
にく うま
 
にく
 
 

KARMA CALLING

2004年4月20日 聴嬲
Don’t cry

     cause

        Brighter skies and Better days are waiting

             and This is your love, Oh Baby.
 
 
                〜SATELLITES AND BROKEN CHIMES
 
 
 
うっかりもののぼくは
 
だいじにとっておいたガラス石を
 
深くて暗い井戸のそこに
 
落としてしまったんだ
 
 --------------------------------------------------------
 
おひさまの光を身にとおして
 
きらきらとおどらせた
 
ぼくのたからもの
 
その光もとどかない井戸のそこで
 
ぼくのたからものがふるえているかと思うと
 
いてもたってもいられなくて
 
ぼくは井戸におりることにした
 
 --------------------------------------------------------
 
野にあそぶ風たちがロープになってくれた
 
井戸の傍らにたたずむ大木にそれをささえてもらい
 
ぼくは暗い井戸のそこにゆっくりと降りていった
 
 --------------------------------------------------------
 
井戸のそこは思っていたよりうんと暗くて
 
見上げると入口がお月さまみたいにかすんで
 
ぼくの息づかい以外に生きているものもなく
 
そのままぼくも凍って
 
黒く透き通ってしまいそうだ
 
 --------------------------------------------------------
 
とつぜんぼくの足が水に浸かった
 
死神みたいな冷たさだ
 
この中にぼくのたからものをさがしに
 
身を沈めるのかと思うと
 
心の芯がしびれて
 
後ずさりしてしまいそうなきもちになった
 
 --------------------------------------------------------
 
ぼくはおひさまの光をうけてきれいに光る
 
たからもののことを一心におもった
 
そのおもいを道しるべにして
 
ぼくはゆっくりと水の中に入っていった
 
 --------------------------------------------------------
 
水は思っていた以上に冷たかった
 
すぐ近くで地獄の冷凍庫が
 
フタを開けてるんじゃないかと
 
おもえるくらい冷たかった
 
体の感覚がだんだんにぶくなっていくのがわかる
 
早くたからものを見つけないと
 
ぼくまでここから出られなくなる
 
 --------------------------------------------------------
 
ぼくはただひたすらたからもののことをおもった
 
そのおもいは灯火になり
 
水の中をうすあかく照らした
 
はるか下のほうに
 
にぶく光るものがあった
 
ぼくは必死で手をのばし
 
どろの中からそれをつかみ出した
 
 --------------------------------------------------------
 
井戸のそとにでてみると
 
ぼくのたからものはたしかに
 
ぼくのたからものだったが
 
前よりも黒くにぶった色をしていた
 
ぼくはかなしくなった
 
もう前のようにおひさまの光を
 
おどらせてはくれないのだろうか?
 
 --------------------------------------------------------
 
ぼくは自分のシャツのすそで
 
どろでよごれたたからものをみがいてみた
 
だいじにだいじに
 
どろの中にまじっている小石できずがつかないように
 
 --------------------------------------------------------
 
そうしているうちに
 
たからもののくすんだ色が
 
だんだんうすらいで
 
深い青色に変わったんだ
 
おひさまの光に透かせてみると
 
前とはちがったけど
 
ちょっと落ちついた色の光がおどった
 
 --------------------------------------------------------
 
前とはたしかに変わってしまったけど
 
ぼくのたからものは
 
やっぱりぼくのたからもので
 
これからもぼくのたからもので
 
ありつづけるだろう
 
 --------------------------------------------------------
 
それからぼくたちは
 
おひさまの光をたっぷりうけた草のうえで
 
少しのあいだ眠りにおちた
 
風が ひょうほーぅ と
 
ぼくたちをやさしくなでていった
 
 --------------------------------------------------------




 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 --------------------------------------------------------
 
             【copyright おおかみ】
                一応主張しておこうと思って
                        無粋ですまん
 
 

雑記林

2004年4月18日 日常
「私の足は臭い!!
 
  私の足は、臭いのだ!!!!
 
          〜爆風スランプ「45歳の地図」より
 
 --------------------------------------------------------
 
俺の前世は
 
  「 スペインの闘牛士 」
 
     なんだそうです。
 
 前世占い
 http://www.jp-uranai.com/raise/index.html
 
   まぁ、俺の性格からいってピカドールあたりだと思うけど。
 
「スペイン闘牛史上最強の雄牛『モーレツタロウ』(なぜか日本語名)
との戦いに挑んだあなたは、タロウの角に左脇腹をえぐられるという重
傷を負いながらも、タロウの背中に鋭く剣を突き続け、勝利を得まし
た。しかし、栄光の代償は大きく、二度と闘牛場へ立つことはできませ
んでした。その名声と壮絶な戦いぶりは、今でもスペインの闘牛ファン
の間では伝説として語りつがれています。」
 
 前世の幸せ率44%

「前世でのあなたの幸福度はやや低かったようです。しかし、統計によ
ると再生した人の7割強が、前世よりも幸福な生活を送っているとのこ
と。自分の幸福だけを考えるのではなく、家族や友人、知人の幸せを祈
りましょう
。その心があなたに幸福をもたらすでしょう。」
 
 ええ、ええ、皆の幸せを一心に祈りますとも。
 
 その祈りはやがて大きな川となり、
 
 俺の元にシャケを返してくれるわけですシャケを。
 
 「父ちゃん、この川にもシャケが戻ってきたよ!!!!
 
 みたいな。
 
 すいません今日ちょっと疲れてます。
 
 てゆうか何故「前世占い」には
 
 足が臭い 臭くない
 
 という選択肢があるのか?
 
 これは俺たちに優越感・劣等感を植え付けるための罠に違いない。
 
 気をつけろ、皆!!!!(何)
 
 --------------------------------------------------------
 
 うちの妹が昨日、京都の北山に店をOPENさせました。
 
 出足は好調のようです。
 
 フラワー雑貨屋みたいな感じです。
 
 がんばって繁盛させてほしいもんです。

 http://cocochi.net/aboutcocochi.html
   ↑これは新風館にある方のお店の紹介です
 
 --------------------------------------------------------
 
 『イノセンス』観て来ました。
 
 これから先、人間ってあんな風にどんどん全体の部品化していくのかな。
 
 心や記憶さえも。
 
 今でさえそんな風潮強いのに。
 
 あんな未来が来るのなら、
 
 そうなる前に消えてしまいたいですねぇ。
 

 
涙が流れ嗚咽も漏れるに任せればいい。

泣ければ、の話だが。
 
 
久しぶりに某ウェブメールをチェックしてみると、
 
      [ 小野 愛 ]
 
    という差出人でメールが届いていた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
               誰?

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 メールの題名は
 
 
 
 
「突然ですが、私の月収85万円です、その中の20で契約しませんか?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
          は?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





 
 
 
 
何でしょうコイツ。
 とりあえず今はアタマ逝ってる人確定フォルダに入れておきます。
 
  しかも月収85万て…それ何の自慢ですか?マルチとかの勧誘ですか?
 
 その中の20で契約て…どんな契約ですか?
      20って20円ですか?あるいは外貨ですか?
 
  あるいは20kgとか…いわゆる体脂肪の量り売りですか?
 
 
 
 
 
 まぁそんな妄想めいたことはどうでもいいです。
 
 とりあえず中を読んでみることにします。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「急ではありますが連絡させて頂きました。
 私は関係を求めています
 それによる代価として金銭が発生するのも致し方ないと考えています。
 条件は癒しと開放月最低二回
 以上それが私の望みです。
 既婚者である私とでも問題がなければ。
 代価として月に20万円のサポートをお約束します。
 上記を踏まえた上で契約関係になってはいただけませんか?
 興味頂ける内容と思います。
 ご連絡お待ちしてます。 
 小野愛」
 
 
 
 
 アタマの悪い俺には良くわからないんですが、
 「関係を求めています」ってのはどういうことですかね?
 師弟関係でしょうか?
 
 だとしたらこの人は俺に何を師事するつもりなんでしょうか?
 むしろ俺に弟子になれと?
 
 いやいやそんなことはないですよね、きっと親子関係だ。そうに違いない。
 
 経済的には申し分ない月収もいただいている。
 夫も居る。
 だけど何かが足りない。
 そう、私は子供の産めない体…。
 
 私には愛を注げる子供がいない…この母になれない空しさをどう埋めれば…?
 
 そんなわけで俺に養子にならないか、と…I got it。
 泣かせるじゃないですか。
 さめざめ泣かせる話じゃないですか。
 激しく同情しちゃいますよね。
 むしろ動揺ですよね。
 
 まぁそうだとすると、
 「癒しと開放」や「月最低二回」って箇所が引っかかりますよね。
 「癒しと開放」はわかるんだけど「月最低二回」て。
 親子関係に「月最低二回」て…ありえません
 
 ここでまた方向修正の必要が出てきました。
 彼女の求めているのは親子関係じゃないらしいです。
 
 焦点は
 「癒しと開放」
 そして
 「月最低二回」
 なんですが、つまりあれですか。
 この人解脱したいわけなんですかね、月二回ほど?
 ああきっとそうだ。宗教的解脱をこの人は望んでいらっしゃる
 
 しかも
 「代価として月に20万円のサポートをお約束」って
 お布施ですよねこれ明らかに。
 
 激しく合点がいきました
 涅槃でもどこにでもご招待して差し上げますとも
 
 てゆうか、
 俺はあくまで生臭な一般市民であり僧侶でもなんでもないんですが、
 それでもいいんでしょうか?
 
 まぁいいです。そこらへんは「はったり」でどうにでもなります
 
 とりあえず返事を書いて送ってみました。
 
 
 
 
 「涅槃でもどこへでもお導きさせていただきます。
   私にお任せください。
     きっと逢瀬の毎に大往生していただけることでしょう

 
 
 
 
 ポチっと送信。
 
 これで月20万のお布施は俺のものです。
 世の中ちょろいもんです。わはは。
 
 --------------------------------------------------------
 
 2004/04/19現在
 
 返事はまだ返ってきてません。
 
 

インタービュー

2004年4月15日 痴情
インタビュアー(以下イ):ところで今回の新作の話をお伺いす…
 
俺(以下俺):Wait!!それよりあの夜のことなんですが…
 
イ:えっ?!(いきなりこの人何を言い出すんだ?)何のことでしたっけ?
 
俺:…やっぱり、入れちゃいました?…ぬぷっと根元まで。
 
イ:えっっ、そ、それって…
 
俺:やっぱり入れたんだ…責任取ってくださいね…ッ!!(号泣)
 
イ:そ、そんな、ちょっと、話勝手につ…
 
俺:ところで先月とても素晴らしい映画を観たんですよ。それにインス
  パイアされて作ったのが今回の作品でして
 
イ:(うっわー、後味悪っ)そ、それなんですが今回の…
 
俺:『あたると蝉とぬらりひょん』って題なんですが、油彩画独特のア
  プローチ法を用いて作曲した尺八をフィーチャーした協奏曲なんで
  すこれが
 
イ:(どんな映画観たんだよ…ッ!!てゆうか油彩画って!!)
  いや、尺八をフィーチャーするってのが日本的で良いですよね
 
俺:いやホント苦労しました、あの仕上げの裾上げのところが

イ:ってそれ服飾の話やし…ッ!!ちゃんと作品の話聴かせて下さいよ!!
 
俺:え、そういう主旨のインタビューじゃなかったの…?
 
イ:いや、どーゆー主旨だよ?!アンタ何の作品作ってるんだよ!!俺は
  音楽の話を期待してるの!!
 
俺:ぇー、つまんない
 
イ:(ほんとつまらなさそうだ)…えー、じゃぁ、何の話がしたい?
 
俺:メグ・ライアンかなぁ

イ:メグ・ライアンですか…ああいった女性が好みでいらっしゃるんで
  すか?
 
俺:全然…(舌打ち)
 
イ:(どやねん…)メグ・ライアンといえば、今度彼女としては異色のサ
  スペンスに出演しますよね
 
俺:いや、もういいからさ、音楽の話、しよ
 
イ:(静かに激怒)……こんなに侮辱されたのは初めてだ…

俺:侮辱だなんて!!君、自意識過剰入ってない?
 
イ:(!!!!!!!!!)
 
俺:私が若いころはさ、確かにちょっと女性に優しくされただけで「こ
  いつ俺に気があるんじゃねー?!」とか激しく勃起したもんだけど
 
イ:いきなり勃起かよ!!発情期のイヌかよ!!!
 
俺:こんな侮辱は初めてだ!!!!今後一切君のところの取材には時間を割
  かんからな!!君も進退をじっくり考えておいた方が良いのではない
  かな??恐らくもうこの業界には居られないだろうからね、ハハ
  ハ!!!!(俺退場しかける)
 
イ:え、ちょ、ちょっと待てコラ!!怒りたいのはこっちだコラ!!!全部
  このテープに会話残ってんだよ!!これ公表したらどっちが正当なの
  か、世間はどう言うかなぁ…?
 
俺:…私を脅迫するというのかね…?
 
イ:いや脅迫て!!ちょっと待てコラ!!これ聴いたらどっちがひどいこと
  してるか一発でわかるだろ!!!!
 
俺:…君、これが何かわかるか…?(懐に手を入れる)
 
イ:(身構える)な、俺を撃とうってのか…ッ!!!!
 
俺:…まぁよく見たまえ…これは、母子手帳だ…ッ!!!
 
イ:えええエアええッ!!!!??????何でッ??????
 
俺:ちょっと気になることがあって、この前産婦人科にいって相談して
  みたの…そしたら、おめでたです、って(泣き崩れる)
 
イ:い、いや、ちょ…ッ、あんた男だろ!!!!ここで冒頭に話戻
  る
のかよ…ッ?!
 
俺:認知してくれないんだッ!!!!(イを睨み付ける)
 
イ:ぃや待ってくれ…ッ!!!!てゆーかどーしてそういう展開になるんだ?!
 
俺:ひどい!!あくまでしらを切り通すつもりね!!!!死んでやるッ!!!!!!
  (窓ガラスを破り、ベランダから飛び降りる)
 
イ:あ………ッ!!!!!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
俺:              つうわけでまたなぁぁぁぁ!!!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イ:生きてる!!?!ってここ、1階だったっけ…
 
 
             
  
                 つうか、また逃げられた…ッ?!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
            こうしてインタビューは失敗に終わった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

獣心

2004年4月14日 日常
うちの社員にNJさんというのがいるんだが、
 
ふざけて「N獣」と呼んでたら、
 
冗談じゃないくらいの勢いで腕を噛まれて、
 
歯型がもうホント赤くて、
 
(一部不適切な表現があったことをお詫びします)
 
まじで号泣でしたね。
 
いや、むしろ鳴きますね。

キュウキュウ鳴きますね
 
てゆうか他の生物になってますよね。
 
つまり俺もですよね。
 
自分の野生を早く見つけ出したい今日この頃。
 
 

春だオラオラ

2004年4月13日 日常
一口めで、「伊藤園」は俺の中で終わったんですが、
 
二口めで、何故か復活。
 
その後ずるずるトリコになって、本日通算5本目突入。
 
あなおそろしや伊藤園。
 
 
 
おとうさん の ほう の おじいちゃん おばあちゃん と
おかあさん の ほう の おじいちゃん おばあちゃん と
おとうさん と おかあさん と
いもうと と おれ と
はちにん で ごはん を たべに いきました
 
おとうさん の おじいちゃん の 「傘寿」 の おいわい と
そのほか の ろうじんども の 「喜寿」 の おいわい だそうです

おれ の たんじょうび の こと は 
みんな とうじつ に なる まで
すっかり わすれていた ようです
おとうさん の ほう の おばあちゃん など

「ほげっ まご にも いしょう かよ!」

と のうない に バグ が おこっている ような
わけ の わからない こと まで くちばしって ました
ほのかな さつい が めばえた こと は いうまでも ありません

そんなわけで きょう は
おとうさん が つくってる いちご を
かってくれてる りょうてい で
みんな で おそざき の さくら を みながら
たけのこ りょうり を たべました
とても おいしかった です

ろうじんたち も かお を 
くしゃくしゃ に して よろこんで ました
そんな かお を みた のは ひさしぶり だった ので
とても やさしい きぶん に なれました
でも さっき めばえた さつい は わすれません

また みんな で いきたい です

しょくじ の とちゅう おかあさん が
 
「わたし の ストッキング に 蟲が! 蟲が!!」
 
とか さけんでた のが すごく おもしろかった です
 
 
 --------------------------------------------------------
 
社員N宮が27歳になる俺のためにGIFアニメを作ってくれた。
 
     http://marlin.fc2web.com/pop.html
 
        悶絶プリチイイイイです!!!!
 





















 
 
 
 
 
 
 
 
 N宮ありがとう(号泣)
 
 
 
 
 
 
      俺たち結婚しよう、ただし2秒だけ(瞬時に×1)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 

今日という日

2004年4月12日 日常
今日は人類が初めて宇宙飛行に成功した日であるらしい。

1961年04月12日にユーリ・ガガーリンを載せたヴォストーク1号が旧ソ連よ
り打ち上げられ、1時間48分に渡る宇宙飛行に成功、無事生還を果たす。

また、1981年同日、NASAがスペースシャトルミッション2号機「コロンビア」
の打ち上げを成功させる。
 
これが宇宙に到達した初めてのスペースシャトル。
 
周知のとおりコロンビアは、その後2003年1月16日から2月1日にかけて
行われた第28回目の任務「STS-107」に於て、大気圏への再突入の際に
機体が崩壊し、乗組員全員の命と共にこの世から永久に失われた。

                 (以上「Wikipedia」より)
 
へぇ、そうか、宇宙にちなんだ出来事があった日でもあるのか、今日って…。
 
 
 
27年前、1977年同日、俺は生まれた。
午後04時12分生まれやったと聞いている。
こんなうららかな春の日にこの世に生を受けれたことを在り難く思う。
 
 
 
 --------------------------------------------------------
 
「たんじょうびおめでとう→オレ」
 
というメールを
本日午前0時になった瞬間に知り合い一同に向けて一斉送信。
毎年の恒例行事。
こうでもしないと認知していただけない俺の影の薄さが悪いんですが(笑)
 
つうわけで、 

「おめでとう→オレ」メール
配信希望は be_wolfing@dl-x-lb.jp までメールくだせぃ。
今ならうちのイケワン(柴犬)から頂いた画像付き。
 
てゆーか、こーゆーのって一種の スパムメール デスカ?(笑)
 
 
 
 
昨日、「恋愛したい人ランキング堂々第1位」(以下「恋1=KOI-
ONE」)の人と喋ってて、イラクの3人の人質の話題になった。
 
恋1の人曰く、犯人の武装集団の動機が今一つわからない、とのこと。
 
確かにそうだなぁ…。
 
要求していることは「3日以内に自衛隊を撤退させること」
例えば一旦イラクから自衛隊を撤退させて、人質を解放させた後にまた
自衛隊を現地入りさせたらどうするのか?

犯人たちはまた他の人質をとるのだろうか?

その要求は意味を成すのか?本当の狙いは何なのか?
 
俺はこう邪推する。
 
実はあの誘拐事件はアメリカ政府の仕組んだ狂言で、
つまり「管理され得る危機」即ち安全な危機状況なのではないかと。
 
日本政府に親米意識がどの程度あるのかを示させるためのでっちあげな
んじゃねー?とか話してたんだけど、ホントだったらどうしよう…?
 
小泉氏は自衛隊を撤退させる考え無し、という態度を示しているようだ
が、仮に撤退させていたとしても、米軍の必死の捜索の甲斐あって犯人
グループの特定・人質救出に成功、犯人グループは全員射殺されました、
と「世界の警察」の威厳を見せつけ、反アラブ感情を演出するためのド
ラマに筋書きを変更させることもできるし、もちろんそれを理由に日本
をさらになじることもできるのでは、なーんて考えたりしちゃう。
 
あくまで邪推だよ。
 
いずれにせよ、権力を持つ者たちの都合で世の中が動くって構図は変わ
ってないし、これから更にそういう傾向強まるんじゃねー?って思えて
くるのがとっっっっても嫌な昨今です。
 
  
ちうか、ホント、あの3人どうなってしまうんだろう…?
 
 
 
 --------------------------------------------------------
 
てゆーか情報が か な り 錯綜してるみたいだ。
 
4/11現在で、24時間以内に解放するとか、そんな声明もサラヤ・アル・
ムジャヒディンから出てたり、かと思えば期限が過ぎても解放が確認さ
れてなかったり、仲介役と思しきイラク人が現れて新たな条件を日本政
府に突き付けてたり、一体どれが本当のことやら…。
 
 --------------------------------------------------------
 
4/15に3人が解放されたと報道された。
喜ばしいことだが、今回のことは一体何だったのだろう…?
腑に落ちないことだらけ。
 

夢のきれはし

2004年4月11日 脳内
神様が俺に渡してくれたのはBの黒鉛筆一本だけだった。
 
--これじゃーカラフルに描けないっすよ
 
「君にゃこんだけしか渡せないんだよ、まだまだ経験浅いからねぇ
 
 これで付けれる色もあるでしょ、よくよく工夫して御覧なさい
 
 他の色は、おいおい渡してあげるから
 
 でも渡せるかどうかは君の航跡次第なんだよ」
 
そういって神様は俺を
 
ちょっと灰がかった白色の船に乗せ
 
見渡す限り白い海に帆を上げさせた。
 
空も漠然と白くて
 
光ってんのか曇ってんのかわからん色で
 
これじゃー真っ暗な夜の闇の方がましだ。
 
俺はこれから
 
この世界に色を塗りたくるために
 
船出をさせられるようだ。
 
まるで強制スクロールのアクションゲームみたいに
 
物事が進んでいく。
 
とりあえず停泊できる島を見つけないとな。
 
そこでまた考えよう。
 
 

どろんこハリー

2004年4月10日 知嬲
ハリーはいたずら好きのお風呂嫌い。
 
ハリーはおっちょこちょいのお調子者。
 
しかもハリーはちゃっかりさん。
 
ちゃっかりさんこそ得をする。
 
そんな世もあり浮かぶ瀬もあり。
 
 

直線のみ引け

2004年4月9日 日常
根拠の無い自信のみを携えて
 
ただ勢いだけで生きていきたい

ただただ真っ直ぐに
 
 
 

Do!!Cock!!!

2004年4月8日 脳内
たまに、この小賢しい社会から勢いよく転げ落ちたくなったりします。
 
自発的に社会非適合者化する、ということです。
 
いわゆるself lobotomyです。
 
↑だめです、そんなことしちゃ、絶対。
 
人として意欲を持ちつつ
 
周囲を省みず
 
社会に適合することなく
 
自分のコードの中で生きる
 
ということです。
 
正に、
 
生涯に渡り自分祭を開催する
 
みたいな感じです。
 
学生の頃はそんなことばかり考えてた。
 
俺って甘ちゃんだったからずっとそんなこと考えてた。
 
人間の脳って面白いもので、
 
昔の思考癖とかを回路化して保持しておいてくれるみたいで、
 
たまに思い出したように、
 
スイッチ切り替わっちゃって、
 
(そのきっかけを法則化できたら
 
事前に回避したりできるんだろーけど
 
きっかけが何なのかよくわかんねーんだよな)
 
心が停滞前線化しちゃうんですよね。
 
いわゆるマインドインポですよこりゃ。
 
いや、今風に言うとマインドEDか。
 
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学生の頃はホント好き勝手やってた。
 
哲学専攻だったくせに
 
哲学書開いたことなんて数えるほどしかなかったし、
 
バイトも授業も忘れて
 
いきなり自転車に荷物乗っけて3日〜ほど失踪したりしてたし、
 
服装には全く気を使わなかったし、
 
いきなり作務衣に裸足とぼさぼさ寝癖アタマで授業に現れたりもしてたし、
 
一週間ほどガッコさぼって女の体に溺れてたし、
 
およそ考えられ得る限りの社会との取っ掛かりをかなぐり捨てながら、
 
社会を攀じ登っていくだけの腕力脚力技術力など、
 
まるで積み上げようともせず、
 
その日その日を食い散らかすように生きてたなぁ。
 
夢とか希望とかそんなもの抱いたことなんかも一切無かった。
 
毎日はただやり過ごすためだけにそこにあった。
 
ホント、ケモノみたいな毎日だった。
 
瞬発力だけはあったけど、
 
瞬間最大風速はかなりのものだったけど、
 
飽きっぽいから長続きしなかった。
 
よくもまぁそのまま卒業しちまったもんだと思う。
 
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リハビリも兼ねて働き出して、
 
知らん間に広告士やってるけど、
 
たまにこの頃を思い出す。
 
タマシイに刻み込まれてるみたいにリアルに思い出す。
 
その度に停滞停滞じゃー、
 
何もカタチになんなぃかもなぁ。
 
あー、このまま全て投げ捨てて、
 
ぐりぐりぐりぐりこの崖を、
 
転げ落ちてしまいてえ。
 
いつでも崖っぷちに立ちながら、
 
そんなことを考えてるワタクシもうすぐ27歳。
 
カート・コバーンの死んだ歳。
 
ジム・モリソンの死んだ歳。
 
他色々と死んだ歳(笑)
 
 

 

病の気から

2004年4月7日 日常
熱出た。朝っぱらから熱出た。
 
注射打った。朝っぱらから注射打った。
 
注射って未だに怖くて、「異物混入!!」みたいなアラートが不意にぶい
ぶい鳴り響きそうになるくらい怖くて。
 
そんなときだけ、病気と共生できればどんなに素晴らしいか、などと朦
朧とした意識で思うんだけど、そんなのダメですよね。
 
だって病んでるんだもの、が。
 
常々元気平気でいられるに越したことないよね。
 
でも注射はいつまでたっても嫌い。

もっとスムーズ且つ怖くない投与法を早く誰か発明してくれよ。
 
 
 
 

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